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  • 執筆者の写真georgenagao

大切なのは結婚式のテーマカラーを決めること。知っておくべき5つのポイント

更新日:2021年12月22日


結婚式場が決まり、招待状から会場装飾、ドレスにブーケ…と考えることは山積みですが、まず何より大切なことは自分たちの結婚式のイメージを固めること。そのヒントは必ずお二人の中にあります。

そしてイメージを固めるためにやるべきことが、テーマカラーを決めることなのです。そうすることで統一感のある結婚式に仕上がるのはもちろん、お二人らしい結婚式につながること間違い無し。

結婚式をお二人が1番輝く色で染めてみませんか?

テーマカラーとは?

そもそもテーマカラーとは、お二人らしさを表現した色のこと、と考えるとしっくりくるのではないでしょうか?

お二人にはそれぞれ歩んできた人生があります。家族や友人、会社の上司や同僚・・・自分たちを支えてくれた多くの人との出会いがあります。結婚式はそんな方々に二人で人生を歩んでいく決意を示す場。

お二人らしさいっぱいの結婚式で大切なゲストをお迎えし、笑顔で1日を過ごすというのが何よりのオモテナシとなるのではないでしょうか。

思い出の場所、季節、さまざまなものからお二人のイメージを連想して決めていくのも楽しいもの。ぜひ結婚式のイメージを固めるためこれまでのお二人を振り返ってみませんか?

テーマカラーは統一感を出すために必要不可欠!

冒頭でも述べましたが、ドレスや花、ブーケに招待状。結婚式では、様々なアイテムの色を決めていかなければいけません。

また、それぞれを選ぶタイミングも違うので、その時の好みやテンションでセレクトしていくとまとまりのない結婚式になってしまう恐れが。

テーマカラーを決めておくことで、衣装や会場のコーディネートはもちろん、ペーパーアイテムや引き出物やプチギフトまで統一感が出て、結婚式全体のコーディネートに繋がります。

さらに、近年の結婚式は自分たちらしさだけではなく、ゲストへのメッセージ性も込めたものを作ろうという意志の表れからテーマカラーから決めるケースも増えています。色にはさまざまな意味が込められていてるからです。

「決意」を示すホワイトでカラーコーディネートをしたり、「感謝」という意味のピンクをテーマカラーにしたり・・・。色でおふたりからゲストへ気持ちを伝えるという視点を持つのも素敵ですよね。

カラーイメージ

私たちにとって、色には特定のイメージや意味があるため、色を見ると無意識に何かを連想し感じ取ろうとします。つまり、色は人の感情にさまざまな働きかけをするのです。

代表的な10色を例に挙げてカラーイメージをご紹介。おふたりにマッチするカラーは・・・?

レッド

レッドは最も強くてパワフルで様々な色の中で人は真っ先に赤に注目されると言われ、記憶されやすい色。そして様々な色のなかでも最も挑発的で情熱を喚起する誘惑的な色でもあります。日本において赤というのは結婚式やお正月などお祝いの行事を飾る色として使われてきました。お赤飯に紅白幕、ご祝儀袋の水引など思い返してみれば色々ありますよね。赤はおめでたい気分をますます盛り上げる色なのです。

オレンジ

暖かさと明るさに溢れ、親しみやすいオレンジ。実はオレンジは食べ物の中で圧倒的に多い色。一般的に暖色系の色は自律神経を活性化して消化作用を促すため最も食欲をそそる色と言われています。また、人間は暖色系の色に囲まれた時、寒色系の色に囲まれた時より体感温度が最大3度上がることがわかっており、暖かさとエネルギーを与えてくれます。楽しさを積極的に作り出したい時にもおすすめの色です。

イエロー

黄色は人間が最も明るいと感じる色。喜びや希望を与えて明るく前向きな気分をもたらしてくれます。また、親しみやすく人間関係のコミュニケーションを円滑にしてくれる色とも言われているのです。その反面、カジュアルな印象も強いので会場装飾やお色直しのデザインを考慮することも大切です。

グリーン

緑は最も自然を連想させる色であり地球上に広がる調和とバランスの色。人に安らぎとくつろぎを与えてくれます。人の目にも優しく疲労や緊張などを和らげる効果も。黄緑のような明るい緑は若々しく、深緑のような暗いトーンの緑はシックに表現できます。

ブルー

ブルーは広大な空と海の色。人間が地球上にあらわれて以来、最も基本的な環境色として人間の情緒を育ててきた色と言われているのです。飽きにくく、人を肯定的に受け入れる色でもあります。暖色系の色が外へ向かう動的なエネルギーを持っているのに対し、寒色系の色には内側へ向かう静的なエネルギーがあり、それが冷静・涼しさ・誠実・清潔等のイメージに繋がります。

パープル

紫は美しく高貴な色。高級感と品格を持ち、贅沢な印象を与えます。また、紫は青の冷静さと赤の情熱という正反対のエネルギーを合わせ持つため、どこか意外性があり神秘的に感じるちょっと不思議な色でもあります。格式が高く尊いイメージを印象づけますが、癒しの色としての側面もあり、とっても魅力的。芸術的才能を高めてくれるため、クリエイターやアーティストに人気です。

ホワイト

白は汚れのない色であるため、純粋や清潔、美しさや神聖さの象徴とされています。また、全てを浄化して無垢な心で新しく始めさせるクリーンなイメージがあり日本はもちろんのこと世界中で好きな色のトップにあげられることが知られています。白にはマイナスな印象をほとんど与えません。また、最も軽く感じられる色であり、あらゆる色と調和し、明るく見せてくれます。時には強く、時には優しく、使う分量や組み合わせた色によって表情を変えてくれるのです。

ブラック

もともと黒はおしゃれとは対局にある色でした。1920年代にフランスのデザイナー、ココ・シャネルが黒をモードな色として取り入れた事で「黒=エレガント」という意識を世間に広めることとなりました。もちろん、日本にも黒をファッショナブルな色を取り入れられ、都会的でクール、強くてファッショナブルな印象を与える色の代表です。強い色ですが、組み合わせた色を引き立てせる名脇役。結婚式だから黒は・・・なんていう固定概念にとらわれる必要はありませんよ。

シルバー

上品で落ち着いた印象を与えるシルバー。固い・冷たいというイメージをも持ちますが、ゴールドに比べると華美ではないもののとても高級感を持つ色です。シックでクールに仕上げたい、また、アクセサリーはゴールドよりシルバーが好きな人は自然に惹かれる色でしょう。

ゴールド

豪華で高級感を表す色。しかしながらその配分を間違うと低俗なイメージにもつながりかねません。招待状の文字に使ったり、ブーケのリボンに使ったり、花嫁のアクセサリーに取り入れたり。メインではなく、小さな面積でも十分に存在を発揮する色。赤と組み合わせればクリスマスをイメージさせ、はたまたターコイズブルーと組み合わせればオリエンタルなイメージに。

テーマカラーを決める5つのポイント

ドレスの色に合わせる

花嫁がプリンセスになれる一生に一度の結婚式。

美しいドレスを着ている花嫁の美しさが最も引き立つように、装花やクロス類の色を選んで盛り立てましょう!

会場の雰囲気に合わせる

おふたりの選んだ会場が、もしも個性的な内装であった場合、その会場の室内装飾を最大限活かせる色を選びましょう。

例えば、ガーデンウェディングであれば、ナチュラルなグリーンを取り入れた招待状やクロスに。和テイストな会場であれば、和の雰囲気に合う色を全体に取り入れてみては。

ポイントとなる色が活かされるように、色のバランスの組み合わせを考えていくとよいでしょう。

新郎新婦の決めたテーマに合わせる

「結婚式はこのテーマで!」と、はっきりとしたイメージがある新郎新婦は、会場全体を「舞台」として演出してしまいましょう!

会場やドレス、装花、クロス類のカラー選びは、主役のおふたりが映えるにはどうしたらよいか?という観点で決めていくとよいでしょう。

季節に合わせる

日本には四季があります。おふたりが結婚式を挙げる日に選んだ季節にピッタリな色を選ぶのも素敵。

春はパステルカラー、夏はブルーを取り入れて、涼しげなイメージを演出。クリスマスシーズンには、クリスマスカラーで統一して清楚に。

おまじないからサムシングブルーに

花嫁が生涯幸せな結婚生活を送ることができると語りつがれているヨーロッパのおまじないを知っていますか?

花嫁が結婚式当日に「なにか古いもの」「なにか新しいもの」「なにか借りたもの」「なにか青いもの」の4つを身につけると、かならず幸せになると言われているサムシングフォーのこと。

「サムシングブルー」の青という色は「花嫁の純潔」を意味する色で、これは聖母マリアのシンボルカラーであることに由来してるとされています。

このサムシングブルーは目立たないところに取り入れるのがしきたりです。ブーケやヘッドドレスに青い花を用いたり、ガーターベルトに青いリボンを入れるなど、様々な方法で取り入れられています。

愛する人との幸せが永遠に続くことを願って、自分たちのウエディングにも幸せのおまじないを取り入れてみましょう!

提供:First film

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